新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
ネタ出しが『鰍沢』なので、初めて扇辰師匠の独演会に足を運びました。振り返ってみたら、2010年1月に初めて落語をライブで聴いたのが志の輔らくご@パルコで、その次が談春独演会@横浜にぎわい座で「鰍沢」と「大工調べ」だった……その当時でもチケット入手困難と言われていた志の輔・談春、最近はますます入手困難だなぁ。
扇辰師は、寄席の浅い出番でも中入り前でもトリでも違和感がない真打ちのひとりなので、自分にとっては『芝浜』に次いで落語初心者の時に聴き込んだ大ネタである『鰍沢』を期待して間違いはあるまいと思った。そして、期待通りの満足感。
一目上がり/小辰
寄席では辰じんとして前座の高座を見ているはず。尊敬している師匠だけど尊敬できなかったエピソードとして、ぎっくり腰になった師匠から電話を受けて新潟に2時間かけて向かったという噺で温めてくれた。
二つ目になるだけあって、安定した『一目上がり』。素直に笑えた。
鰍沢/扇辰
開口一番の小辰への意趣返しか、えーと……小辰さんとぴっかりさんは付き合っていないそうです(爆)。扇辰師匠が下座の小辰さんに念押してました。
雪ほど嫌いなものはないということでご出身の長岡での積雪の様子を語り、そこから『鰍沢』へ。法華宗とか身延山参りとかの解説はすっ飛ばし、吹雪の描写から旅人が道に迷って人里離れた一軒家に辿り着き、そこで雛には稀な妖艶な美女に一夜の宿を提供してもらう。その美女は、かつて吉原で歓待してくれた月の兎花魁のなれの果てだった。今はお熊と名乗る女が手ずからつくった玉子酒に眠気を催して床についた旅人は、帰宅した主人が残った玉子酒を飲んで昏倒するのを立ち聞きし、お熊が自分の懐を狙って玉子酒に一服盛ったのを知り、逃走する。
筋を正せば亭主に毒を盛ったのは自分であるはずなのだけど、自分の罪を認めたくない気持ちもあるのか、夫の敵は旅人だと宣言して鉄砲かついで雪の中を旅人を追うお熊……この辺りの描写は火サスっぽい。
扇辰さんの『鰍沢』は、新潟県長岡市という雪国育ちということからか、雪を払って炉に薪をくべて温まる場面に細やかな仕草があったり、雪の中を歩き回って凍えきった後に人家にたどりついて炉で暖まるにつれて手や顔がかゆくなるような様子があったり、仕草がとてもいい。お熊も、たたずまいや言葉からして、垢抜けて玄人っぽい様子。
ほんと、最後の「お題目」と「お材木」のオチが、それまでの火サス的盛り上がりからするとがっかり感があるネタではある。でも、これを三題噺としてつくってしまう圓朝は天才だと思う。
百川/扇辰
中入り後は、うってかわってひたすら馬鹿馬鹿しい『百川』。田舎者の百兵衛が、今でいったらミシュラン三つ星の名店(何しろペリーが二度目に江戸に来た時にディナーを提供したのが「百川」……日本料理の真髄を披露してもありがたいと思わない人たちだと思うのだが^_^;)。
談春さんで日本橋の『百川』を聴いているはずなのだけど……軽く、百兵衛さんの訛りによって巻き起こされる騒動を、楽しめる。
扇辰師は、寄席の浅い出番でも中入り前でもトリでも違和感がない真打ちのひとりなので、自分にとっては『芝浜』に次いで落語初心者の時に聴き込んだ大ネタである『鰍沢』を期待して間違いはあるまいと思った。そして、期待通りの満足感。
一目上がり/小辰
寄席では辰じんとして前座の高座を見ているはず。尊敬している師匠だけど尊敬できなかったエピソードとして、ぎっくり腰になった師匠から電話を受けて新潟に2時間かけて向かったという噺で温めてくれた。
二つ目になるだけあって、安定した『一目上がり』。素直に笑えた。
鰍沢/扇辰
開口一番の小辰への意趣返しか、えーと……小辰さんとぴっかりさんは付き合っていないそうです(爆)。扇辰師匠が下座の小辰さんに念押してました。
雪ほど嫌いなものはないということでご出身の長岡での積雪の様子を語り、そこから『鰍沢』へ。法華宗とか身延山参りとかの解説はすっ飛ばし、吹雪の描写から旅人が道に迷って人里離れた一軒家に辿り着き、そこで雛には稀な妖艶な美女に一夜の宿を提供してもらう。その美女は、かつて吉原で歓待してくれた月の兎花魁のなれの果てだった。今はお熊と名乗る女が手ずからつくった玉子酒に眠気を催して床についた旅人は、帰宅した主人が残った玉子酒を飲んで昏倒するのを立ち聞きし、お熊が自分の懐を狙って玉子酒に一服盛ったのを知り、逃走する。
筋を正せば亭主に毒を盛ったのは自分であるはずなのだけど、自分の罪を認めたくない気持ちもあるのか、夫の敵は旅人だと宣言して鉄砲かついで雪の中を旅人を追うお熊……この辺りの描写は火サスっぽい。
扇辰さんの『鰍沢』は、新潟県長岡市という雪国育ちということからか、雪を払って炉に薪をくべて温まる場面に細やかな仕草があったり、雪の中を歩き回って凍えきった後に人家にたどりついて炉で暖まるにつれて手や顔がかゆくなるような様子があったり、仕草がとてもいい。お熊も、たたずまいや言葉からして、垢抜けて玄人っぽい様子。
ほんと、最後の「お題目」と「お材木」のオチが、それまでの火サス的盛り上がりからするとがっかり感があるネタではある。でも、これを三題噺としてつくってしまう圓朝は天才だと思う。
百川/扇辰
中入り後は、うってかわってひたすら馬鹿馬鹿しい『百川』。田舎者の百兵衛が、今でいったらミシュラン三つ星の名店(何しろペリーが二度目に江戸に来た時にディナーを提供したのが「百川」……日本料理の真髄を披露してもありがたいと思わない人たちだと思うのだが^_^;)。
談春さんで日本橋の『百川』を聴いているはずなのだけど……軽く、百兵衛さんの訛りによって巻き起こされる騒動を、楽しめる。
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