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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
ずっと「東京かわら版」に広告掲載されていて、「本寸法」というキャッチコピーが気になっていた三田落語会。初めて聴きに行きました。
 三田落語会のサイトを見ると、iTUNESで音源配信しています。過去の出演者それぞれ、ひとり二席で900円。CD購入と比較しても、なかなかにリーズナブルだと思います。

堀之内/ゆう京
 お名乗りがなかったのですが、扇遊師匠の前座さん。2010年10月に入門して2011年5月に前座。「堀之内」をかけるくらいですから前座さんとしては二つ目に近い熟練度ですね。

紫壇楼古木/一之輔
 寄席や落語会によって客席の様子がまったく違うというネタ、浅草演芸ホールとかTBS落語研究会とかを例に挙げて。コンビニの袋のカサカサ音が浅草演芸ホールではずっと止まないというのは、何か笑えました。おばちゃんが黒飴配るとか。
 紫壇楼古木のあらすじ解説は落語あらすじ事典 千字寄席にリンク貼っておきます。圓生、彦六の持ちネタだそうで。扇遊師匠によると今の落語家でかける人が少ないのを一之輔さんがトライしているのはいいことだそうです。
 羅宇屋さんという商売がわかりにくいことに加えて、狂歌は元ネタの知識がないと洒落がわからないので耳で聴いてすぐにわかるかどうかが難しいですね。今回は義経弁慶に引っかけた狂歌だったので、割とわかりやすかったです。
 古木の爺さん、見た目はともかく中身は粋で渋いですね。

火事息子/扇遊
 冬の噺として、江戸の町における火事、火消し組織、半鐘の音の使い分け、火事見物など解説。
 しばらく聴いてないなぁと思ってブログを見たら、2010年3月に談春師2012年12月にさん喬師、とライブでは2回しか聴いていない上にお久しぶりな人情噺。
 大商家の跡取り息子に生まれ育ちながら火消しに憧れて出奔してしまう息子と父母が久しぶりに再会するも、筋目や建前が先に立って素直に情を表せない父、情愛から夫に意見する母。

中入り

ねずみ/扇遊
 これまた2010年4月に志の輔師で聴いて以来。笑いあり名人譚ありで楽しいネタ。

花見の仇討ち/一之輔
 不思議なもので、2010年年明けから落語をライブで聴き始めたのに、今年に入るまで寄席や落語会で出会わなかったネタ。なのに、今年に入って市馬師匠で2回、さらに一之輔さんで3回目。
 花見の賑わいの中でご趣向と褒められることをやってやろうとする四人組、仇討ち芝居を仕掛けるがグダグダに。さらに仇討ちを本物と誤解した武士が助太刀に加わって……。
 一之輔さんの瞬間ギャグも散りばめられて、マンガちっくに可笑しい。
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