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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 去年は1回しかチケット取れなかった談春さん、今年は「デリ春」と称して都内の地域ホールでの公演を多く入れてくれるようなので沢山見たいと思うのだが、チケット争奪戦はますます厳しい。先行販売での抽選に落ちること落ちること。
 それでも何とか取れたこの公演。ネタ出ししていて「初天神」「芝浜」。

こはる「家見舞」
 春師いわく、デリ春では「開口一番」ではなく「トッピング」なのだそうだ。
 二つ目決まってからこはるさんを聴くのは初めて、一年半ぶりというところだが、二つ目としては一人前以上に巧くなってる。

談春「初天神」
 「家見舞」を先代圓楽師の前で演じた時、サゲの一言を「瓶の水を一杯」といったところ、「瓶の」がムダだと指摘されたという思い出話。その一言を減らしただけで三倍受けたそうだ。
 それを言うためにサワリのところを演じるのだが、こはるさんで十分に巧いと思っていたのが春師にかかるとべらぼうに巧くなってしまう。これは弟子に対する指導なんでしょうか(汗)。
 先代圓楽師匠に関するエピソードをふたつみっつ。新幹線の食堂車でピラフを7人前召し上がったとか、熊本公演の飛行機が熊本に着陸できず博多に着陸するとなった時にパラシュートで降りようとしたとか、やっぱり只者ではないようで。
 「初天神」は高座でかけたのは一回くらいとか言われてましたが、やっぱり言葉の選び方とかリズムとか、談春さんだなぁと思う。飴屋の後に団子屋でなく凧屋のエピソードをやって、凧揚げに夢中になるおとっつぁんを取るのも談春さんらしい。

談春「芝浜」
 もしやと思って調べてみたら、やっぱり……談春師の「芝浜」、初ライブでした。広瀬さんのエッセイのおかげで、談春「芝浜」の内容は知っているのだけど、知っているということと実際に生で聴くというのはまったく別物。
 暮れに「芝浜」をかけるのは他の落語家もやっているだろうから、比較されにくい年明けにかけるというのが談春さんらしい。そして「芝浜」というと、家元が演じ、志の輔さんに弟子入りを決意させ、談春さんに落語開眼させた、伝説となった高座の客席側の自分が原点となってしまうとか。
 噺に入るきっかけをつかめず、テレながらマクラを10分ちかく……そして、全編75分の長大な「芝浜」。それでも千人ほどの観客の集中力を切らさずに最後まで持って行くのはさすが談春師だと思う(もちろん泣かせるんだ……)。
 家元のおかみさんのように「捨てないで」と泣いてすがるのではなく、42両拾って届け出ずに散財してしまえば亭主の首はないものと知り、無理矢理にでも「夢にしてしまう」覚悟というか決意でもって亭主に腹をくくらせる、腹の据わったおかみさん。
 そして、魚勝が酒をやめて商売に精を出す場面で、「性格が変わったというわけではない。根っこは同じ。自分がかつてそうだった(競艇にはまっていた時のこと?)からわかるんだが、根っこは変わらないものの生活を変える」というような解説が入るところが談春さん風味。
 落語を聴き始めたきっかけが、2009年の暮れに「芝浜」聴きたくなったこと。それから3年ちょっと。昨年はほぼ50近い寄席・落語会に通ったけど、聴きたかったもののひとつが談春「芝浜」で、その念願がかなった。感謝。

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 年明け初めての寄席は超満員。それでも何とか座れた。

ちよりん「 動物園」
夢葉/奇術
馬石「鮑のし」
文左衛門「手紙無筆」
ギター漫談/ぺぺ桜井
菊千代「権助魚」
一の輔「黄金の大黒」
紙切り/正楽
はん治「背なで老いてる唐獅子牡丹」
漫才/遊平かほり
歌武蔵「ぼやき酒屋」
玉の輔「宗論」
ジャグリング/ストレート松浦
菊之丞「子別れ」

ちよりん「動物園」
 『どうらく息子』6巻で、ちよりんを連想させる風貌の女落語家が「動物園」を女主人公として高座にかける場面がある。今日のちよりんは主人公を男性として演じ、女性が男性を演じることに違和感をまったく感じさせなかった。

馬石「鮑のし」
 いつものように五街道雲助一門の突飛な芸名をマクラにした後、「鮑のし」。

文左衞門「手紙無筆」
 寄席での文左衞門師匠、出番が浅い時はこのネタが多いのだけど、何度聴いても面白いんだよなぁ。そして「何ですと?」がどこで出てくるのかが楽しみで仕方ない。

菊千代「権助魚」
 「権助魚」、初めて聴いたのが談春さんの弟子で近ごろ目出度く二つ目に昇進したこはるさんの高座だったっけ。女性でもかけやすい演目なのかな。

一之輔「黄金の大黒」
 鉄板な東武野田線のマクラから。長屋の住人が唯一持っている羽織が、三処紋がなぜか立川談志と古今亭志ん朝と林家一門で(「嫌がらせかい」ってツッコミがあったな^_^;)、袖が絽で見頃が羽二重で裏が畳表……で、着ると畳表がちくちくして痛い。
 長屋の住人たちが羽織なしで宴会で騒ぎ始めたところでサゲ。

はん治「背なで老いてる唐獅子牡丹」
 久しぶりのこのネタ。

歌武蔵「ぼやき居酒屋」
 はん治さんが中入り前で「ぼやき居酒屋」でなかったので、すかさず歌武蔵さんがかける。内容は同じなんだけど、客の居酒屋亭主いじりがさらに豪快な印象。

玉の輔「宗論」
 これも鉄板ネタで何度も聴いているんだけどやっぱり笑ってしまう。

菊之丞「子別れ」
 菊之丞さんで聴くのは初めて。菊師だとおっかさんがとってもいい女になってしまう……そんなおっかさんを叩きだして吉原の女を引き込む熊さん、ほんと女を見る目がない。亀ちゃんもちょっときかん気でこまっしゃくれてるけどいい子なんだよな。

 函館の幕末関連ニュース追加です。

榎本武揚の銅像 梁川公園に建立
 旧幕府海軍副総裁で、幕末から明治にかけて活躍した榎本武揚の銅像が函館市梁川町の梁川公園に建立され、9日、銅像の除幕式が行われた。市民有志でつくる榎本武揚を顕彰する会(近江政斗代表)が功績を知ってもらおうと建立を市に提案し、許可を受けた。同会などによると、市内の屋外での設置は初めてという。

 銅像の制作者は、富山県高岡市の彫刻家、田畑功さん(57)。蝦夷共和国の総裁だった30代前半の時をモデルに上半身部分を制作した。高さ約70センチ。榎本の俳号「梁川(りょうせん)」にちなんで同公園に設置を決めた。

 除幕式には、顕彰する会のメンバーら約100人が出席。榎本のひ孫の榎本隆充さん(77)や田畑さん、工藤寿樹市長、能登谷公市議会議長らも参列し、完成を祝った。

 冒頭、近江代表が「若者が銅像を見て活力を感じ、夢を抱いて海外に渡り見聞を広めてほしい。函館の観光や地域の一助になれば」とあいさつ。

 次いで像の除幕が行われ、榎本のりりしい顔が現れると、拍手に包まれた。その後、除幕法要に移り、参列者が順番に焼香した。工藤市長は「2年後には五稜郭築城150年を迎え、榎本武揚公に歴史の光が当てられる。このような時期に立派な像が建立されたことはうれしい」と祝辞を述べた。

 隆充さんは「市民や観光客に注目される像になってほしいですね」と話していた。


榎本武揚像 完成祝う 函館・梁川公園で除幕式 新しい歴史の名所に
 函館・五稜郭を拠点に旧幕府軍として箱館戦争を戦った榎本武揚(1836~1908年)の胸像の除幕式が9日、梁川公園で行われ、関係者ら約80人が完成を祝った。

 梁川町が武揚の号「梁川(りょうせん)」から町名をとったことを縁に、函館市民有志でつくる「榎本武揚を顕彰する会」(近江政斗代表)が同公園内に設置した。

 除幕式で近江代表は「若い人が武揚像を見て生きる活力や海外へ出る意欲を感じてくれればうれしい」とあいさつ。来賓として出席した工藤寿樹市長は「市民や観光客に喜んでもらえる歴史の名所になってもらいたい」と話した。

 武揚のひ孫で、開陽丸子孫の会の榎本隆充会長(東京)は「立派な像で感激した。榎本武揚という人物のことを再認識する機会になると思う」と喜んだ。

 胸像は高さ70センチで「蝦夷(えぞ)共和国」の総裁として箱館戦争を戦った33歳当時の姿をかたどっている。(袖山香織)




田本研造の足跡紹介 没後100年写真展
 幕末から明治期にかけて函館で活躍した写真師・田本研造(1832~1912年)の没後100年を記念した写真展「時代ヲ旅スル写真館~150年後の田本アルバム」が18日まで、函館市中央図書館で開かれている。かつて田本が撮影したのと同じ場所から撮影した現代の写真と比べて、田本の足跡をたどっている。

 田本が開設した田本研造写真場五稜郭店を継承し、市内に写真館を構える谷杉アキラさん(44)が企画した。田本は函館で写真を学び、土方歳三や榎本武揚らの肖像写真を数多く撮影したほか、箱館奉行所復元の決め手となった写真を撮影したとされる。

 田本は明治初期に開拓使の依頼で、札幌や室蘭、余市など各地を歩き、屯田兵が北海道を開拓していく様子を撮影した。写真展では谷杉さんが田本の足どりを訪ね、同じ場所から撮影した写真と比較し、150年間の移り変わりを伝えている。谷杉さんは「北海道の記録写真を家族で見て、時間旅行を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

 8日午後2時からは同図書館で、写真展にちなんだ谷杉さんの講演会「北海道写真の父・田本研造」が開かれる。


箱館戦争「終戦協議の地」知って 亀田八幡宮に記念碑
 箱館戦争(1868~69年)で、旧幕府軍が降伏する協議を整えたとされる亀田八幡宮(八幡町)に、市民による記念碑が建立され、11日に除幕式が行われた。建立に尽力した市内上湯川町の松山一郎さん(77)は「子供のころの思い出がある亀田八幡宮への恩を返せた」と感無量の表情だった。

 元市職員の松山さんは宮前町で生まれ、同八幡宮を通り、函館八幡小に通った。「亀田八幡宮は人間形成の原風景。報恩を込めて、お返しをしたかった」と記念碑建設を志した。

 松山さんは同小学校などで1年後輩に当たる、南北海道史研究会会員の近江幸雄さんに建立を相談。「箱館戦争降伏式之地」碑とすることを決め、題字は旧幕府軍(榎本軍)の蝦夷島総裁榎本武揚の曾孫・榎本隆充さん(77)が揮ごうした。説明文は近江さんが制作した。

 完成した碑は高さ2メートル、幅90センチで、除幕式には松山さん、榎本さん、近江さんら約15人が出席。同八幡宮の神職が祝詞を奏上し、松山さんらが玉串をささげた。式後には、武揚と新政府軍の陸軍参謀として会談した黒田清隆が、誓約後に冷酒を交わしたことにならい、社務所内に同様の座を設けた。

 松山さんは「“貧者の一灯”を示すことができたのは、皆さんのご支援のおかげ。心から感謝している」、榎本さんは「五稜郭明け渡しの前に、この地で協議があったことを、市民や観光客に知ってもらえる碑となる」と喜んでいた。

 近江さんによると、12月には梁川公園(梁川町)に、軍服姿の榎本像が建立される。近江さんは「箱館戦争の戦跡めぐりに役立ってくれることを願う」と話していた。



箱館戦争「終戦協議の地」 亀田八幡宮に記念碑【函館】
 箱館戦争(1868~69年)で、旧幕府軍が降伏する協議を整えたとされる亀田八幡宮(八幡町)に、市民による記念碑が建立され、11日に除幕式が行われた。建立に尽力した市内上湯川町の松山一郎さん(77)は「子供のころの思い出がある亀田八幡宮への恩を返せた」と感無量の表情だった。

 元市職員の松山さんは宮前町で生まれ、同八幡宮を通り、函館八幡小に通った。「亀田八幡宮は人間形成の原風景。報恩を込めて、お返しをしたかった」と記念碑建設を志した。

 松山さんは同小学校などで1年後輩に当たる、南北海道史研究会会員の近江幸雄さんに建立を相談。「箱館戦争降伏式之地」碑とすることを決め、題字は旧幕府軍(榎本軍)の蝦夷島総裁榎本武揚の曾孫・榎本隆充さん(77)が揮ごうした。説明文は近江さんが制作した。

 完成した碑は高さ2㍍、幅90㌢で、除幕式には松山さん、榎本さん、近江さんら約15人が出席。同八幡宮の神職が祝詞を奏上し、松山さんらが玉串をささげた。式後には、武揚と新政府軍の陸軍参謀として会談した黒田清隆が、誓約後に冷酒を交わしたことにならい、社務所内に同様の座を設けた。

 松山さんは「“貧者の一灯”を示すことができたのは、皆さんのご支援のおかげ。心から感謝している」、榎本さんは「五稜郭明け渡しの前に、この地で協議があったことを、市民や観光客に知ってもらえる碑となる」と喜んでいた。

 近江さんによると、12月には梁川公園(梁川町)に、軍服姿の榎本像が建立される。近江さんは「箱館戦争の戦跡めぐりに役立ってくれることを願う」と話していた。


 先日の三連休で21回目の函館旅行をし、榎本さん銅像と箱館戦争終結の地碑を見てきました。
 落語ブログ化しつつありますが、たまには幕末ネタをふります。

京都
幕末の町家再生へ初適用 建築基準法除外条例
 京都市は25日、京町家など古い木造家屋の保全に向けて4月に制定した「建築基準法除外条例」を、幕末に建てられた伏見区深草の町家に初めて適用したと発表した。龍谷大が町家キャンパスとして活用する。

 市によると、市民が所有する町家を建築基準法の規定から外し、再生する例は全国で初めてという。

 条例初適用となった京町家は、151年前の1861(文久元)年に建てられ、日本茶の販売店舗兼住宅として使われてきた。市が所有者から改築の相談を受け、条例適用できると判断し、龍谷大に活用を提案した。

 建物を増改築するには、建築基準法が定める防火や耐震性をクリアする必要があるが、木製の出格子を防火性の高いアルミサッシに変更すると京町家特有の構造が失われてしまう。市は今春、景観や文化的に重要な木造建物に限り、複数の避難経路を設けるなどの条件を満たせば同法規定を除外できるとする条例を制定した。

 所有者が今後、耐震、耐火工事を実施。龍谷大が借り受けて2013年4月から学生と地域住民の交流拠点として使用する。市建築指導課は「今回の事例を機に、京町家の良さを残しながら建物を活用する取り組みを広げたい」としている。


山口
幕末維新好き集まれ 山口・萩で初の歴女サミット開催へ
 幕末や維新の歴史が好きな「歴女(れきじょ)」に、熱い思いを語り合ってもらう初のガールズサミットが来年2月23~24日、山口県萩市の松陰神社などで開かれる。

 高杉晋作の奇兵隊結成から来年150年になるのに合わせ、萩の再生に取り組む「萩・維新塾」が19日発表。幕末の志士や妻らの衣装で参加を呼びかけた。

 歴史の講義や着物姿での城下町散策を計画中。1日目の夜は自由行動で、主催者の一人は「ひいきの志士について女子会で盛り上がることもできるはず」。



ブックレビュー
日販オリジナル企画 「NHK大河『八重の桜』と会津幕末フェア」開催
日本出版販売株式会社(以下日販、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:古屋文明)は12月20日より、「NHK大河『八重の桜』と会津幕末フェア」を全国の参加取引書店約800店にて順次展開しております。 日販では、フェア展開書店へオリジナル横断幕・本フェア対象作品に登場する人物相関図・フェアオリジナルボードを提供し、読者の購買喚起を図ることで対象商品の売り伸ばしを図ります。
日本出版販売株式会社(以下日販、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:古屋文明)は12月20日より、「NHK大河『八重の桜』と会津幕末フェア」を全国の参加取引書店約800店にて順次展開しております。

2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の舞台は幕末の会津藩であり、年末から「会津と幕末」に大きな関心が寄せられることが想定されます。また、3月には「第1回 会津幕末歴史検定」(主催:日販/福島民報社)が実施され、全国的に一層注目度が高まります。日販はNHK大河ドラマの関連ムック3点と「会津と幕末」を舞台にした関連コミック・書籍を合同で展開し、山本(新島)八重と会津藩を中心に、激動の幕末に関する幅広いストーリーを読者へ提案致します。
対象作品は、コミックでは忠義に従って会津藩と運命を共にし敗走を続けた幕末の雄・新選組の後期を描いた名作「北走新選組」「凍鉄の花」(菅野 文/白泉社)、書籍では大河ドラマ公式ノベライズ『八重の桜』(山本むつみ/NHK出版)、会津幕末歴史検定公式テキスト『よくわかる会津藩』(晋遊舎)です。また、「会津幕末歴史検定」開催記念連載として、菅野 文氏の新連載「誠のくに」が「別冊花とゆめ」4月号(白泉社、2月26日発売)より掲載される予定です。
日販では、フェア展開書店へオリジナル横断幕・本フェア対象作品に登場する人物相関図・フェアオリジナルボードを提供し、読者の購買喚起を図ることで対象商品の売り伸ばしを図ります。

日販は今後も読者の購買を喚起させるオリジナル店頭企画をご提案し、取引先書店の店頭活性化に貢献してまいります。


エンターテインメント
TV東京、新春時代劇は北大路欣也、黒木瞳、国仲涼子、伊藤英明らで「白虎隊~敗れざる者たち~」一挙7時間放送!予告動画
正月の恒例となっているテレビ東京の新春ワイド時代劇の第35作目は、新年1月2日(水)午後5時より、大路欣也、黒木 瞳、国仲涼子、伊藤英明、小林稔侍、岸谷五朗、須賀健太、中村蒼、西井幸人と言った超豪華キャストで「白虎隊~敗れざる者たち~」を一挙7時間で放送、番組サイトには、ドラマ制作発表会の様子や予告動画が公開されている。

「白虎隊~敗れざる者たち~」は“白虎隊”に象徴される会津の人々の運命を、会津藩家老・西郷頼母と妻・千重子ら質素ながら仲睦まじく暮らす西郷家を中心に描いた物語。主人公の西郷頼母を北大路欣也が、妻・千重子を黒木瞳が演じる。NHKテレビ小説「澪つくし」のジェームズ三木と重光亨彦コンビが、脚本と監督を担当する。ジェームズ三木は、「独眼竜政宗」「八代将軍吉宗」などをはじめ、NHKで現在人気再放送中の忠臣蔵外伝「薄桜記」も描いている脚本家。本作の小説版「へその曲げ方 西郷頼母会津藩始末」も発売されている。

物語の舞台は、幕末の会津。会津藩のへんくつ家老・西郷頼母(たのも)は、妻・千重子や自身の親兄弟・子供たちと質素ながらも仲睦まじく暮らし、家老職の一方で藩校「日新館」の指導者として少年たちの鍛錬に尽力していた。
文久2年(1862年)、会津藩主・松平容保(が京都守護職に任ぜられる。当時、江戸幕府の威信は低下し、京都には尊王攘夷派の過激浪人らが集い、治安は悪化していた。そんな中で、幕府は会津藩の優れた武勇で不逞浪人を一掃しようと考えたのだった。
会津藩の切迫した財政を知る頼母は、京都守護職を返上するよう強固に主張するが、義に厚い藩主の容保は聞き入れない。病弱の身をおして京へ。京都守護職は新撰組を配下に置き、攘夷派を厳しく取り締まったが、それはそのまま薩摩や長州の激しい憎しみを買うことになるのだった…。こうして会津藩は、否応なく、時代のうねりに飲み込まれてゆく…。
妻や激動に翻弄された会津藩士は何を守るために戦ったのか?18歳に満たない白虎隊隊士たちを死に追いやった戊辰戦争とは何だったのか?藩の行く末を誰よりも思い、農民にも好かれる一本気な藩家老・西郷頼母を通して新旧政府の交代劇を描く。

会津藩の藩主にして頼母とは、主従関係を越えた強い絆で結ばれている松平容保(かたもり)に「海猿」の伊藤英明、会津藩家老で頼母の親友の萱野権兵衛に小林稔侍、幕府に忠義を尽くす新撰組副長の土方歳三には岸谷五郎、頼母の妹で土方と運命的な出会いを果たす眉寿子を国仲涼子が演じる。ほかにも、中村嘉葎雄、えなりかずき、水野真紀、寺田農、渡辺美佐子と言った演技派俳優たちが脇を固める一方、須賀健太、中村蒼、西井幸人らが飯盛山で自刃に倒れる白虎隊士を演じている。
主題歌「風歌 KAZEUTA」を収録するニュー・アルバム「登紀子 旅情歌 -風歌 KAZEUTA」は発売中(発売元:ユニバーサルミュージック合同会社)。

そういえば、1月6日(日)スタートの綾瀬はるか主演のNHK大河ドラマ「八重の桜」も同じ時代の会津藩を舞台にしたドラマ。今年の年末年始もバラエティー番組が目白押しだが、お正月は家族揃って時代劇を楽しんではいかがだろう。今年の年末年始もバラエティー番組が目白押しだが、お正月は家族揃って時代劇を楽しんではいかがだろう。

「白虎隊~敗れざる者たち~」は2013年1月2日(水)夕方5時から一挙7時間で放送。予告動画は番組サイトで視聴できる。


モンキー・パンチの新キャラクター「幕末義人伝 浪漫」 1月7日から放送開始、テレビ東京ほか
「ルパン三世」シリーズの原作者であるモンキー・パンチさんと、そのアニメ作品を手がけてきたトムス・エンタテインメントが2013年に新たなコラボレーションを開始する。トムス・エンタテインメントはモンキー・パンチさんがキャラクター原案に参加したテレビアニメシリーズ『幕末義人伝 浪漫』を制作、2013年からテレビ放映を開始する。
『幕末義人伝 浪漫』は、2011年に発売された人気のパチンコ機「CR元禄義人伝 浪漫」をベースにした物語となる。破天荒な時代アクションとして、2013年1月7日26時5分からのテレビ東京をスタートに、テレビ東京系6局、AT-Xなどで放映予定だ。

物語は混沌の時代=幕末の“亰”が舞台。主人公は「助け屋」としての人々の生活を助ける漫次郎である。しかし、それは漫次郎の表の顔で、裏の顔は民衆から不当に奪われる大事なもの取り還す闇の“還し屋” “還し屋・浪漫”だった。
“還し屋・浪漫”は奇想天外な方法で忍び込み、戦い、盗み出し、人々の希望を取り還す。さらに江戸から日本へと歴史的な転換のなかで、国を揺るがす巨大な陰謀と脅威も迫ってくる。空想時代活劇アニメと銘を打って、大エンタテインメントが展開する。

アニメ制作のトムス・エンタテインメントに加えて、監督に『エリアの騎士』や『黒執事II』の小倉宏文さん、脚本に樋口達人さんが参加する。また、キャラクターデザインの平山智さんは、これまでも「ルパン三世」シリーズに携わってきた。今回も、モンキー・パンチさんのキャラクターの魅力を最大限に引き出しそうだ。
キャストには、主人公・浪漫役に中井和哉さんほか、喜多村英梨さん、鈴村健一さん、内田真礼さんら人気声優が出演する。さらにオープニングテーマ曲には雪乃さん「RanTiKi」、エンディングテーマ曲には髭の「ツァラトゥストラ」が決まっている。 

「幕末義人伝 浪漫」 
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/roman/news/index.html
幕末義人伝 浪漫「還し屋」
http://roman-anime.com/


『薄桜鬼 ドラマCD ~新選組鬼譚~』ファン待望の『薄桜鬼』新作ドラマCDが12月5日にリリース!
●オリジナルストーリーを、豪華声優陣が彩る

 高い人気を誇る乙女ゲーム『薄桜鬼』から、新作ドラマCD『薄桜鬼 ドラマCD ~新選組鬼譚~』が2012年12月5日に発売される。豪華声優陣が登場するほか、数多くの『薄桜鬼』主題歌を担当してきた吉岡亜衣加が歌う、ドラマCDテーマソング(Short ver.)も新規収録されている。



タイトル:薄桜鬼 ドラマCD ~新選組鬼譚~
品番:GNCA-7179
POS:4988102105297
価格:3150(税込)
発売日:2012年12月5日(水)
発売元:ティームエンタテインメント/クロスフューチャー
販売元:ジェネオン・ユニバーサル・ジャパン


ミュージカル「薄桜鬼」第2弾の「沖田総司篇」が3月14日~24日東京で上演
人気ゲーム『薄桜鬼』、ミュージカル第二弾上演決定!!

この春に大好評を戴きました、ミュージカル『薄桜鬼』の第二弾が2013年3月14日(木)~24日(日)に池袋・サンシャイン劇場にて上演します。

今回は、前回の斎藤一 篇に続き、沖田総司 篇を上演致します。
http://www.maql.co.jp/special/m-hakuoki/
◆タイトル:ミュージカル『薄桜鬼』沖田総司 篇
(よみがな/ミュージカル『はくおうき』おきたそうじへん)
◆公演日程: 2013年3月14日(木)~24日(日)
◆劇場:サンシャイン劇場(池袋)
◆主催:ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会
◆原作:オトメイト(アイディアファクトリー・デザインファクトリー)
◆脚本・演出・作詞:毛利亘宏
◆音楽:佐橋俊彦
◆出演キャスト:
沖田総司:廣瀬大介 斎藤一:松田凌 雪村千鶴:山本紗也加
原田左之助:小野健斗 永倉新八:宮崎秋人 
不知火匡:柏木佑介 雪村綱道:江戸川卍丸
風間千景:鈴木勝吾 土方歳三:矢崎 広  他
◆チケット一般発売日:2013年1月20日(日)10:00
◇指定席:7500円(税込)
◇プレミアムチケット:10500円(税込)  

◆公演についてのお問い合わせ:
株式会社マーベラスAQL ユーザーサポート
TEL:0120-57-7405  
※土日祝日 弊社指定日除く(11:00~17:00)
◆ミュージカル『薄桜鬼』とは◆
シリーズ累計70万本を超える大人気ゲーム『薄桜鬼』を原作としたミュージカル『薄桜鬼』。
2012年5月にサンシャイン劇場にて第一弾公演「斎藤 一 篇」を上演し、若手実力派俳優陣の熱い演技と、原作を忠実に再現した熱く切ない物語に多くの賞賛が寄せられました。

幕末の動乱の時代を生きた新選組とミュージカルという組み合わせで『薄桜鬼』の世界観を表現したことで好評を呼び、特に殺陣×ダンス×歌で新選組を表現するという斬新な演出で観客を魅了しました。

脚本・演出に毛利亘宏を迎え、音楽家、佐橋俊彦の充実した楽曲と歌をミックスさせてお届けします!

 第一弾が斎藤一だったんですね……ミュージカル主役が無口な斎藤一(苦笑)。

旭堂南陽のブラリ講談 歴史あるき
武士の誠「新選組」京に衝撃が走る大粛正の巻

元参謀・伊東甲子太郎を討つ


ひっそりと建つ伊東受難の碑。少し悲しみを秘めていました
 池田屋事件で名声を得た新選組。「今が拡大のチャンス!」と優秀な人材を集め始めました。そんな中、発足メンバー・藤堂平助が連れてきたのが伊東甲子(かし)太郎。「近藤さん、江戸で北辰一刀流を教えている伊東さんだ。一度話してみて下され」

 近藤と伊東は互いに政治思想を語り合い、お互いの憂国の思いが一致することを感じます。「伊東さん、この新選組に力を貸してはもらえませんか」「分かりました。江戸から門弟など同士も連れて参りましょう」

 こうして参議として迎え入れられた伊東でした。頭もよく、人望もあり、組の中には伊東派と呼べる配下もできました。そんな中、薩長とのつながりの中で急激に尊皇攘夷(じょうい)に傾倒していく伊東。それは「徳川幕府を何が何でも守る」という新選組の思想とは相いれませんでした。そこで伊東は「天皇の陵墓を守衛する」という“御陵衛士拝命”のタイミングで新選組隊士12人と共に分離独立。それから8カ月後、隊を伊東と共に抜けたはずの斉藤一が近藤を訪ねます。人払いをすると「大変だ。伊東さんたちが局長の命を狙っているぞ」「よく知らせてくれた。密命ご苦労であった」。彼は新選組から送り込まれたスパイだったのですね。

 さぁ、こうなると新選組の動きは速い。「国事について相談したき事あり」と伊東を近藤の妾宅に呼び出し、しこたま酒を飲まし、その帰り、油小路にて襲撃。伊東は「うーん、この奸賊(かんぞく)の輩(やから)め」との言葉を残し絶命しました。

 「敵はこの際、壊滅せねばならぬ。この死骸(しがい)を人目に付く七条通まで移動させろ」。新選組は伊東の亡骸(じょうい)をおとりに御陵衛士を一網打尽にいたします。

 このエゲツない手法で新選組の精神は守られ、名声は高まります。しかし、幕府の命運は既に風前の灯火(ともしび)。それにあらがうように新選組は鳥羽伏見、会津、五稜郭へと転戦を続けるのでありました。

 次回からは赤穂義士をお送りします。

(大阪講談協会所属)

 バックナンバーは以下の通りです。
武士の誠「新選組」八木邸の巻
武士の誠「新選組」芹沢暗殺の巻
武士の誠「新選組」池田屋騒動の巻
武士の誠「新選組」隊士急増で屯所移転の巻

綾瀬はるか 大河ドラマ「八重の桜」を語る
<前半の見どころはスペンサー銃をぶっ放す男前な八重>

 13年の大河ドラマは綾瀬はるか主演の「八重の桜」。これまで歴史的にもドラマなどでも取り上げられることがなかった新島八重の物語だ。ドラマ化が決まって新たな事実が次々に出てきたほどだから、手あかがついていない人物ともいえる。

 八重。会津藩の砲術指南の山本家に生まれ、17歳離れた兄・覚馬の影響で銃の扱いを学んだ。長州藩、薩摩藩らの新政府軍に攻め込まれ、鶴ケ城に籠城。夫の川崎尚之助らと戦う。この会津・戊辰戦争で八重は7連発のスペンサー銃で敵に立ち向かった。「幕末のジャンヌ・ダルク」といわれるゆえんだ。敗れて後、尚之助とは離れ離れになり、京都守護職にあった藩主・松平容保に請われ京都にいる覚馬を頼って移る。そして、同志社大を創立した新島襄との運命の出会い。襄は密出国してアメリカに渡り、10年後に帰国。クリスチャンで洋風の文化を日本にもたらした先駆者だ。
「八重の桜」では八重や覚馬、襄と将軍徳川慶喜はじめ、佐久間象山、吉田松陰、勝海舟、板垣退助ら維新を生きた大物との知られざる交流も描かれる。江戸末期から明治にかけて「賊軍」といわれた会津から見た日本の夜明けの物語である。

<「会津弁で大丈夫だよは『さすけね』」>

 前半の見どころは男前な八重。銃の名手で、鶴ケ城に立て籠もった会津藩士ら5000人超の中でも際立った女性だった。

「幼少時代の八重は力持ちで男の子と瓦の持ち比べをしたり、競い合ったりする女の子。私も幼少時代は男子と競い合っている部分があって共感できるというか、似てるというか。銃を取り扱ったりする(覚馬の)姿にすごく憧れていたんだろうなと思います。最初(銃を)持った時は重くて持ってるだけで手がプルプルしちゃって、大丈夫かなって思ったけど、腕立て伏せをして鍛えたりしています」(綾瀬)

 チーフ演出の加藤拓氏は「7連発で撃てるスペンサー銃をしっかりと再現しない限り、八重の立ち位置が描けない」と語る。また、八重の銃さばきなどについて制作統括の内藤愼介氏は「(綾瀬は)異常に運動神経がいい。吹き替えでやっているんじゃないかというくらい機敏に動いている」と言う。

 初回の冒頭で綾瀬が銃をぶっ放し、「ヨシ」と叫ぶシーンがある。会津時代の見どころはガンウーマンの綾瀬である。

<新島襄と結婚。「悪妻」といわれた京都時代>

 開城後、八重は覚馬のいる京都に向かう。負けても前向き、「ならぬものはならぬ」という会津の頑固な気風はそのままで、アメリカ帰りの襄に出会う。襄は初のクリスチャンの学校、同志社英学校をつくるが、キリスト教を邪教扱いする仏教徒や神官らの排撃に遭う。しかし、2人とも信念を曲げない。そのため八重は「悪妻」呼ばわりされる。

 加藤拓氏は「京都の街中で(八重は)非常に不評だった」という。

 綾瀬は――。
「時代を先取りして、新しいもの、例えばキリスト教に入っていったりとか、学校をつくっていったり、そういうどんどん進んでいく感じがすごいなと思いました」
「襄を『ジョー』と呼び捨てにしたり、襄さんがアメリカから帰ってきた人だったということもあり、当時では考えられないレディーファーストだったり。そういう襄との関係を周りから見ると悪妻というふうに映ったのだと思います」

 覚馬、襄がこの世を去り、その頃を境に同志社から離れた八重は日本赤十字社の活動に参加して正会員になり、日清・日露戦争で篤志看護婦として従軍する。これが物語の後半である。

 大河は長丁場。1年間をどう乗り切るか。
「だんだん寒くなってきたので体を冷やさないように気をつけています。温かいものを飲むようにしたりとか、肩甲骨を回すようにしています」
 ?? では、普段の綾瀬はどんな人なのか。八重のように意地っ張りな面もあるそうだ。

「(人に)『風邪ひいてるよ』とか、『疲れているから早く寝た方がいい』って言われても、夜走りにいく。走んないとスカッとしないみたいなところがあって」

 また、つらい時は「グッとこらえる……本当に眠くて寝たいと思うんだけど、絶対、お風呂に入るとか」と天然な発言も連発するのだが……。

 ドラマでは会津弁が飛び交う。
「『すわらんしょ』はそこにすわりなの意味。ありがとうは『ありがとなし』、大丈夫だよは『さすけね』って言います」と言う綾瀬、すっかり会津に馴染んでいるようだ。「八重の桜」のスタートは1月6日。


佐藤健主演“るろ剣”の続編決定!? 大友啓史監督がハリウッドで意味深発言
佐藤健が主演を務めた“究極の剣客アクション・エンターテインメント”「るろうに剣心」が、ハリウッド・エジプシャンシアターにて開催された「LA EigaFest 2012」オープニング作品に選ばれ、北米プレミア上映が行われた。また、現地で行われた会見には、大友啓史監督と相楽左之助役の青木崇高が出席し、作品の魅力を存分に語った。

【写真】ハリウッドでも“るろ剣”ファンの熱狂的歓迎を受けた青木崇高、大友啓史監督、石坂拓郎撮影監督(写真左から)

会見に出席した大友監督は、「15年前、2年間LAに住んでいた時にいろいろな映画館でさまざまな映画を見まくりました。エジプシャンシアターもその一つでした。当時は自分が監督した作品がアメリカの映画館、しかも映画の聖地・ハリウッドで上映されるなんて夢にも思っていなかったので、素直にうれしく思います」と率直な喜びを語った。

一方青木も、「僕も初めてLAに来たのは12年前。当時はバックパッカーの一人旅で、ちょっと日本語がしゃべれる外国人のおじさんに400ドルだまし取られました(笑)。当時は役者になろうとも思っていなかったので、きょうこのような形でまたLAに来ることができて、非常にうれしいです」と満面の笑顔で喜びを表現した。

その後、二人が600人を超える日本映画を愛するファンで超満員の上映会場にも登場すると、観客の盛り上がりも最高潮に。試写後に行われた質問タイムでは、ファンからの「続編はあるのか? そしてその続編に志々雄真実は出るのか?」という声に、大友監督は、「いま、いろいろと考えているので、もう少し待っていてください。アメリカのみんなが応援してくれたら、続編が決まるかもしれません!」と期待をにおわせた。また青木からも「皆さまの力で左之助をもう一度やらせてください」とアピールする一幕も。

「LA EigaFest 2012」は、ことしで2回目を迎える映画祭で、日本映画をアメリカに定着させることを目的に設立。世界のエンターテインメントの中心地・ハリウッドで開催されることとなった。今回、「るろうに剣心」のほか、「桐島、部活やめるってよ」「テルマエ・ロマエ」「へルタースケルター」「らくごえいが」「のぼうの城」「おおかみこどもの雨と雪」など、話題の日本映画も上映された。中でも、動乱の幕末後・明治を舞台に、大切な人たちが平和に暮らせる時代をつくるため、真の戦いに挑む緋村剣心を描いた「るろうに剣心」への注目は高く、地元ハリウッドメディアから賞賛の声が寄せられた。
映画『大奥〜永遠〜右衛門佐・綱吉篇』見ました。原作ファンは映像化されると作品イメージが変わったらどうしようかと焦るものですが、テレビ版『大奥〜誕生〜有功・家光篇』に続いて、安心して作品世界に浸れるものでした。

 以下、ネタバレを含むので畳んでおります。
 小三治師匠がトリだったので当日券は15分で売り切れたらしいです。

 ちょっと遅れたので「元犬」市弥さん「鮑熨斗」龍玉さん見られず、残念。

火事息子/さん喬
 現役の落語家の中では大家のひとりだと思うのですが、師のスタイルがどうも私の趣味に合わないので……何というか、芝居がかっているというか、演技過剰というか、そういう印象でいつも困ってしまうのでした。

尻餅/一朝
 好きな一朝師ですが、これってスパンキングだよなぁと現代的な感覚になってしまい、ちょっと楽しめなかったです。

お茶汲み/小三治
 今日のマクラはあまり長くありませんでした。たたずまいからして、大好きです。
 来年も小三治師匠を見られる限りは見に行きたいと思います。

 今年は一回も談春を見ていない……チケット取れねぇ(涙)、という状態だったので、何としてもと取った朝日ホール3日間連続公演のうち一枚。その前の日が「らくだ」ネタ出ししてて、それも見に行きたかったけど、先に談笑「芝浜」取っていたから、涙を呑んで断念。そしたら談春師、マクラで昨日の「らくだ」は我ながらなかなかだったと……口惜しいなぁ。

黄金の大黒/談春
 私の記録では談春さんで聴くのは初めて。そんなにひねりのある話じゃないので面白いとは思わなかったが、談春さんで聴くとやっぱり面白いんだな、これが。

富久/談春
 競艇にかなりの財産を注ぎ込んできた博打打ちな談春さんが二つ目でお金がなかった頃の年末から年明けにかけて一発逆転を狙って競馬や競艇に通う思い出話が面白かった。そして、能動的に選んで賭ける博打を好んできた自分は、宝くじみたいに運だけをたよりにするものは好きじゃない、と。
 というところで、旦那をしくじった幇間の久さんの描写が、いまいち談春さん納得ずくではないような(汗)。賭け事全般に興味ないし宝くじも買わない自分としては、旦那をしくじった幇間が右往左往する様が面白ければそれでいいか、ぐらいの期待なんだけど……「むー、昨日の『らくだ』行っておけばよかった」と思った。
 広瀬さんとの対談を終えたらもう22時近いという、たっぷりな会。

「風呂敷」談笑

 途中からだったんで、「紙入れ」入れごとをしていたらしいが聴きそびれた。
 押し入れに閉じ込められた色男の形態模写が笑えた。

「芝浜」談笑
 「掛け取り」市馬さんに続いて、年の暮れにこれ聴けてよかったと思う談笑版「芝浜」。ちなみに、3年後の魚勝夫妻の年越しの回想で、2年前に掛け取りに助太刀してくれたのが市馬の旦那ということになっている(笑)。
 談笑さんの「芝浜」は妻がしっかり者で、かわいいので好き。
 いろいろ楽しんだはずが、メモをなくしてしまい、頭から記憶が飛んでしまった。でも、トリだけは忘れない。

掛け取り美智也/市馬
 あぁ、今年も市馬さんの「掛け取り」を聴いて年を越すことができる……と嬉しくなる、このネタ。狂歌と、芝居と、美智也。
 借金に追われてにっちもさっちもいけないどん底の貧乏暮らしが、落語的に楽しく見える。
 柳亭こみちさんの『兵庫舟』には間に合いませんでした(汗)。

稽古屋/古今亭文菊
 五目のお師匠さんの所作が色っぽいなぁ……お師匠さんの清元のお手本も難しそうだけど、もっとむずかしいのは下手な素人の調子っ外しな節回しの方かも知れない。二十八人抜きの真打ち、伊達ではないなぁと思う安定した運びだった。

寝床/立川生志
 家元の一周忌ということで思い出話から。割とスタンダードな『寝床』かな……でも50分はちょっとしんどかった(汗)。

六尺棒/三遊亭小遊三
 小遊三師匠、芸協なので家元とは寄席でお会いする機会はなかったが、東宝名人会の立前座をしていた時に家元の方から「何かひとつ教えてやる」と言われ(笑)、リクエストしたのが『六尺棒』だったそうな。家元に習った通りに演じてくれたおかげで、確かに、家元の面影を感じた。
 生意気で放蕩者の息子が親父に一杯食わせて終わるこの噺、もしこの後に続きがあるとしたら一体どうなるんだろうと思いながら聴いてしまう。商家の中から番頭さんだのが出てきて息子を取り押さえてくれたらほっとするのにな。

掛取り/桂文治
 亡き師匠の思い出話の後、落語協会ではもっぱら市馬師匠の専売特許ですが、芸協では自分が……と振ってスタート。
 狂言、芝居、落語家、さらに喧嘩と続いてちょっと重たくなってきたなと思ったら喧嘩の途中で切ってサゲ。

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